特異商品

ある商品の供給より需要が高い場合、
その商品は高くなります。
それは野菜でも果物でも魚でも肉でも、
ポリラップでもトイレットペーパーでも同じです。
発売直後に爆発的人気になった新ゲーム機とかソフト、
銀座店限定のブランドものバッグとか、
大昔に廃盤になったアナログレコードとかも同じです。
野菜や魚がスーパーで先週より高かった場合、
それは時価と判断し、自分がその価格に納得すれば買うし、
納得出来なければ買わないだけです。
喉から手が出るほど欲しいゲーム機がオークションに出品されているのを発見した場合、
定価より高くてもその価格に見合うだけの価値があると判断すれば買うだろうし、
今月のお財布具合だと無理だわ、とか、そんな価格アホくさいと思えば買わないだろうし。


これがコンサートチケットになると、
なぜ目くじらをたてる人たちがいるのか理解出来ません。
しかも売ってる側が。
気候によって豊作とか不作とかないでしょう。
工場フル稼働でも生産が間に合わないとかないでしょう。
価格の高騰を好ましくないと思うのであれば、
供給すればいいだけなのでは。
売る側のポリシーなどもあるとは思いますが、
売る側の事を尊重してくれる消費者を守ることに対して、
売る側にも少しは責任あるのではないでしょうか。
ポリシーばかり振りかざして大人げ無く正義ぶって、
消費者をバカにするのはオカシイです。